実績ゼロでもできる!未経験からVR業界に転職する方法!

今後拡大するVR業界に未経験から転職したい!
未経験でVR業界で転職、仕事を得る事ってできるの?
結論から言うと可能です。
今回は現役Unityエンジニアのぼくが、未経験からVR業界で働く方法を紹介します。
今後VRエンジニアはどんどん必要になっていきます。
需要も高く、希少性もあるので、VRエンジニアは給料が高くなるでしょう。
VRにエンジニアになりたい方はぜひ参考にしてください。
もくじ
VR関連の仕事は増える
まずVR市場が拡大する理由を説明いたします。
2019年、アメリカ、韓国では5Gの運用が開始されました。日本では2020年春に運用開始を開始しており、この5GもVRの市場拡大に大きな関係があります。
5Gにより高速大容量通信、超低遅延、複数同時接続が可能になりました。
これにより大量のデータが必要なVRの通信がスムーズになり、いつでもどこでもVRを楽しめるようになります。
VRのスポーツ観戦、VRライブ、VRのオンラインゲームなどが、5Gと同時に今後もっと普及していくでしょう。
また世界の著名な企業もVR業界には注目しています。
2014年FacebookがVRヘッドマウントディスプレイを開発しているOculus(オキュラス)を20億ドル(約2000億円)で買収しました。
当時オキュラスは創業わずか1年半の企業で、開発用の試作機しかなく、売り上げはほぼありませんでした。
アメリカの著名な金融機関ゴールドマンサックスはVR・ARの関連機器の市場規模は2025年に最大で
1200億ドル(約12兆4000億円)に達すると予想しています。
これはテレビやノートパソコンの市場規模と1000億ドルと全く引けを取らない数字です。
このように世界有数のIT企業や金融機関が、VR市場に対して大きな期待を寄せています。
VR市場は今後、確実に拡大するでしょう。
VR業界で仕事
VR業界で今後必要になる人材は、VRを開発する人です。
主にVRエンジニアと3Dアーティストの需要が増えると予想されます。
それぞれを深堀して解説していきます。
VRエンジニア
VRエンジニアはVRのシステムを開発する人です。
VRはゲームエンジンを使って開発されます。ですのでVRエンジニアはゲームエンジンが使いこなせなくてはなりません。
VRを開発する代表的なゲームエンジンはUnityユニティ、UnrealEngineアンリアルエンジン、CryENGINEクライエンジンの3つです。
個人的にはUnityがオススメです。理由はUnityが一番普及しており、情報が溢れているので勉強しやすいです。
さらにUnityはコミュニティの活動も活発で、ゲームジャム(大勢が集まって時間内にゲームを作る)などのイベントも盛んに行われています。
3Dアーティスト
VRの仮想空間上で表示する、3Dの素材、または3Dアニメーションなどを作成する人です。
3Dアーディストはその名の通り、芸術的なスキルと3Dソフトの知識が必須になります。
3DソフトはBlenderブレンダー、Mayaマヤ、3Dmax3Dマックスなどが代表的な物です。
Blenderはオープンソースのソフトウェアで、無料でダウンロードできます。
Mayaと3Dmaxは高額なソフトウェアの為個人で買うのはおススメしません。
作成される3D素材はクオリティの高いものでなくてはいけません。
今後ますます大容量で通信が可能になるため、求められるクオリティは年々高くなっていくでしょう。
未経験からVR開発のスキル
独学で身に着ける方法
未経験からVRエンジニアや、3Dアーティストになる方法の1つとして、独学で身に着ける方法があります。
現在は書店で多くゲームエンジンの扱い方や、3Dソフトに関する本があります。
またYoutubeなど無料で視聴できる動画でも、クオリティの高い教材が多くあり、すべて無料で勉強する事も可能です。
実際に多くの人が独学でゲームエンジンや3Dソフトを学び、転職したり、世に作品をリリースしています。
独学の欠点があるとすれば、分からない時に質問できる相手がいない事でしょう。
そのため自分で解決する能力はつきますが、スキルを習得するのに時間が掛かる可能性があります。
また1人だとモチベーションを維持するのが難しく、学習中に挫折するかもしれません。
おすすめ記事 Unityは独学で勉強できる?【効果的なUnityの勉強法】
独学デメリット:習得に時間がかかる。モチベーション維持が難しい。
スクールに通う
ゲームエンジンや3Dソフトの扱い方を最速で学びたいなら、スクールに通う事が良いでしょう。
個人に合わせてカリキュラムを組んでくれ、講師により疑問点にはすぐに答えてくれたりと、とにかく未経験者を手厚くサポートしてくれます。
すぐにでもVR開発者として働きたい方にはおススメです。
1つ欠点があるとしたら、スクールは安くはありません。
1ヶ月の月謝が数万円するのがほとんどです。それでもVRエンジニアは給料が高いので、就職できればすぐにでも元は取れるでしょう。
経済的に余裕のあり、最速で仕事獲得を目指したい方向けです。
おすすめ記事 【現役Unityエンジニアが厳選】Unityを学ぶのにおすすめのプログラミングスクール2選
スクールデメリット:月謝が高い
未経験からVR業界へ転職活動
ポートフォリオを作ろう
まずはポートフォリオを充実させましょう。今の自分がどんな事が出来るのか、作品集を作り技術力をアピールします。
実務未経験ならなおさら良いポートフォリオが必要になります。
VRエンジニアなら実際にアプリを開発して配信したり、3DアーティストならモデリングやアニメーションをYoutubeに配信するのも良いでしょう。
ポートフォリオに決まった形式はありません。自分をアピールできる最良の方法を考え、ポートフォリオを作りましょう。
自分で売り込む
求人情報を見て連絡するのが一番一般的な売り込み方ですね。
それ以外にも気になる会社があれば、採用担当に直接メールを送っても大丈夫です。
未経験での採用は正直言いますと難しいです。ですのでとにかく数多く自分を売り込みましょう。
100件の会社にメールを送って1件でもメールが帰ってきたら上出来です。
面接まで行けたらとにかく自分をアピールしましょう。VR開発に関係ない事もアピールして大丈夫です。
もし採用まで行けなかったとしても、自分に何が足りなかったのか聞いてみるのも良いと思います。
それから次に生かしてまたチャレンジしましょう。それくらい未経験から仕事を得るのは大変です。
エージェントに相談
未経験から仕事を紹介してくれるエージェントさんも存在します。
そのようなエージェントさんに相談しながら転職するのもアリだと思います。
エージェントさんは転職相談のプロなので色々相談しましょう。
未経験ながらもアピールできる職務経歴書の書き方や、履歴書の書き方、面接のアピール方法などを面倒見てくれます。
自分で売り込みもやりながら、エージェントさんにも相談する方法が一番早く転職できると思います。
とにかうめげずにどんどんチャレンジしましょう。
おすすめエージェント
VR業界での職は増える
前述のとおり、VRの市場規模拡大するのはほぼ間違いありません。
このVRの普及の波に乗ってれれば、VR開発者として仕事は引く手あまたでしょう。
VRの技術は日進月歩であり、新技術もどんどん出てきています。
体全体の動きを感知、身体に衝撃を与えるVRジャケットなども開発されました。
最終的にVRはARと合わさりMR(Mixed reality 複合現実)になるともいわれています。
さらにヘッドマウントディスプレイの小型化が進み、メガネほどの大きさになり、コンタクトレンズのサイズになると予想されています。
このような未来を想像するとワクワクしてきますね。
VRの進歩と発展に期待しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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