騙されるな!プログラミングは簡単ではない?

これからプログラマーになりたいけど、プログラミングが簡単って本当?
プログラミングを覚えるだけで簡単に稼げるようになるの?
プログラミングが簡単とか難しいとか、すぐに稼げるようになるとか、、
色んな情報があるけど一体どれが正しいの?
これからプログラミングを覚えようと考えている方は、プログラミングに関する様々な情報を見ると思います。
プログラミングを覚えたら簡単に稼げるようになるといった情報もあり、ちょっと怪しく感じますよね。
今回は現役エンジニアの僕がプログラミングが簡単か否かについてお答えします。
もくじ
プログラミング事態は簡単!でも...
結論から言うと、プログラミングは簡単です。
プログラミング言語の基本や概念を理解するのは、誰でも出来ます。
【堀江貴文×マコなり社長】プログラミングは超絶簡単
プログラミングは偏差値50以上ある人なら簡単に習得できる。
また、現在はIT人材不足で売り手市場なので、就職も簡単にできる。
僕もこちらの動画で堀江さんがおっしゃっている事に同意します。
プログラミングは誰でも覚えられる、特別な技術ではありません。
たとえ最初は難しくとも、勉強を続ければ必ず理解できるようになります。
例えばHTML、CSSの基本は素人でも数か月で習得できるでしょう。
しかし、プログラミング言語の理解と、実際にエンジニアとして稼ぐのは別次元のお話し。
プログラミングをおぼえてもエンジニアとして稼ぐのは難しいです。
「プログラミングを覚えれば、フリーランスエンジニアになって年収1000万円は簡単!」
おそらく、みなさんがよく聞くキャッチコピーかと思います。
この様に稼いでいる人がいるのも事実です。
しかし、プロゲートで独学を終えたばかりの人や、プログラミングスクールを卒業したばかりの人が、いきなりエンジニアとして年収1000万円を稼ぐのはほぼ不可能と言えるでしょう。
エンジニアとして働くのは簡単ではない理由
プログラミング以外の能力が必要
エンジニアとしてお金をかせぐなら、プログラミングが出来る以外の能力が必要になります。
仕事は1人でやるわけではありません。
チームとして開発を進める場合は、他のメンバーとのコミュニケーション能力が必要です。
全ての仕事に言えますが、コミュニケーション能力がないとエンジアとしてやっていけません。
また、フリーランサーとして1人で仕事していても、クライアントとコミュニケーションを取る機会が必ずあります。
エンジニアはクライアントさんのITリテラシーに合わせてコミュニケーションを取る能力が必要になります。
「プログラミングさえ出来てれば良い」こんなエンジニアさんは苦労しますし、フリーランスになっても仕事を得るのは難しいでしょう。
エンジニアとして経験値が必要
ゲームを作るためにUnityとC#を勉強しよう!
初心者の方がUnityとC#プログラミングを理解することは簡単です。
最初は難しくても、数か月勉強していけばゲーム開発の基礎が必ず理解できます。
それでは、ゲームエンジニアとして良い給料をもらって仕事出来るかといったら、そうではありません。
給料の高いエンジニアとして活躍するには経験値が必要になります。
例えば、スマホのアプリゲームを開発したいクライアントさんがいた場合。
・スマホでゲーム開発するならGoogle PlayとApp Storeのデベロッパー登録が必要。
・App Storeに法人登録する場合はD‑U‑N‑S番号が必要。
・App Storeの販売にはMacが必要。
・ストアの年間登録料はGoogle Playで約2000円、App Storeで約10000円。
・ゲームは有料で配信か、無料配信で課金アイテムを売るか
・ゲームに広告は着けるのか
・プロジェクトにどれくらいの時間が掛かりそうか
などなど、、
以上の事がすぐに説明できるようで無くてはなりません
エンジニアの給料にはこのような事が説明できる経験値も含まれていると考えてください
エンジニアとして常にアップデートが必要
IT業界のトレンドの移り変わりは早いです。
数年前に使われていた言語が時代遅れ、昔のやり方ではうまく行かなくなる事がしばしば。
エンジニアは常に最新の情報をチェックして、トレンドについていく必要があります。
常に勉強をして新しいに技術にふれる。自己研鑽をし続ける人でないと、すぐに取り残されてしまいます。
プログラミングを覚えて勉強終了!資格もとったし後は大丈夫!
こんな人はエンジニアとして稼ぐのは難しいです。
エンジニアは常に成長し続ける人、勉強熱心でないといけません。
それでもエンジニアになりたいなら
説明してきた通りプログラミングを覚えて稼げるようになるのには難しいです。
プログラミング未経験の素人が、数か月で年収が1000万円になるという事はほぼ100%ムリと考えてください。
これから転職を考えているなら、もう一度立ち止まってみましょう。
もしプログラミングが自分に合って無いと感じるなら、やめるのも吉です。
自分に合っているかどうか、適性をきちんと見定めましょう。
他に自分に合っている道で年収がアップできる方法があるかもしれません。
プログラミングをやっていて楽しい!
やっぱりエンジニアに絶対なりたい!
こういう方がプログラミングを覚えてエンジニアを志すのは賛成します。
好きではなくとも、コードを書いたり調べたり、もくもくと作業することが嫌いでは無い人が向いています。
エンジニアは学歴関係なく誰にでも開かれてます。
これから需要も増えており、他業界よりは比較的かんたんに年収アップが期待できる魅力のある業界です。
プログラミングを覚えたい方に勉強の方法は2通りあります
独学でプログラミングを覚える
本や、動画、オンラインサービスを使って勉強する方法です。
スクールに比べてお金は圧倒的にかかりません。
もともと1人で勉強をするのに慣れている人、人に聞かず調べて行動する事ができる人、自己管理できる人向けです。
分からない所をすぐに人に聞けないので、プログラミングの習得に時間がかかるデメリットもあります。
ぼくも独学で少しずつプログラミングを始めたのですが、稼げるようになるまでに数年かかりました。
プログラミングスクール
入学金は高いですが、学習のサポート体制が万全です。独学よりも早く技術の習得が出来ます。
最近は就職のサポートも行ってくれる所がほとんど。
「これからガチでエンジニアをめざす!」という人は絶対にプログラミングスクールに行った方が良いです。
目的別ににおすすめのスクールをまとめました。
無料体験もやっているので、興味のある人はどうぞ。
まとめ:簡単な仕事は無い
どの業界でも未経験から稼げるようになるのは難しいと思います。
包丁を持った事無い人が、料理人をめざすなら修業期間は必要です。
料理人としてお店を経営するなら、料理以外の能力も必要になります。
プログラミングもそれと一緒じゃないですかね。
IT業界は、他の業界に比べて今後も成長していくと思いますし、潤っているというのは事実です。
ですが、素人が数か月で楽して稼げるようになれる様なおいしい業界では無いです。
どんなことでも何かを始めてすぐに結果がでて上手く行く事は無いんですよ。
プログラミングを覚えてエンジニアになりたい人は、そのことは覚えておいてくださいね。
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